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2024年5月17日

植物図鑑⑩.セージ

セージ Salvia officinalis

動けない植物たちは自らの身を過酷な環境や外的から守るためさまざまな成分をつくり、
それは人にとって病を癒す薬となりました。
私たちの畑で栽培している植物、使用している植物をご紹介します。

セージ Salvia officinalis
シソ科
family:lamiaceae
主要成分:フラボノイド(ルテオリン)、ツヨン、
タンニン、ロスマリン酸
component:flavonoids (luteolin), thujone,
tannins, rosmarinic acid
作用:抗菌、収れん
使用部位:葉

セージの学名は「救う、助ける」という意味のラテン語
salvareが 由来とも言われ、
またofficinalis とはラテン語で「薬用の」という意味があり、
古くから様々な不調への手当に使用されてきました。
「セージが育つ場所で人はどうして死ぬことができようか」
これはアラビアの書物にある言葉ですが、
古くから信頼されていた植物であるということが伺えます。

耐寒性が強く、北海道でも越冬します。
葉が十分収穫が出来る大きな株になるまで2~3年を要します。
種を蒔き室内で苗を育て植え 付けることも出来ますが、
挿し木は比較的簡単なのでおすすめです。
美しい紫の花には蜜蜂が多くやってきます。

栽培スケジュール

種まき春5月半ばから6月半ば、開花6月半ばから8月、収穫6月半ばから8月、挿し木、株分け 6 月半ばから 7月初旬。

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