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2023年11月23日

植物図鑑⑦マーシュマロー

動けない植物たちは自らの身を過酷な環境や外的から守るためさまざまな成分をつくり、
それは人にとって病を癒す薬となりました。
私たちの畑で栽培している植物、使用している植物をご紹介します。

マーシュマロウ Althaea officinalis
アオイ科family: component: malvaceae
主成分:グリコシド、ペクチン component: glycoside, pectin
作用:保湿、収れん
使用部位:根

薄い桃色の花がつく宿根草です。大きいものは 2m近くまで育ちます。薄い桃色の花がつく宿根草です。
大きいものは 2m近くまで育ちます。マーシュマロウの主な使用部位は根であり、
アルテア根エキスとしてさまざまな化粧品へ保湿剤として添加されます。
十分に乾燥した根は木のような硬さになり、やや甘味があります。
糖分や粘液質を多く含み、古くはお菓子のマシュマロの原料(卵白や砂糖にマーシュマロー)として使用されていた歴史があります。
耐寒性が強く、日当たりの良い場所を好み、種や株分けをして増やします。秋には根本付近まで切ってしまい、
春にはそこから新しい茎が出てきます。

栽培スケジュール

種まき春5月半ばから6月半ば、開花 7 月から8月、収穫 9 月~10 月、株分け 5 月半ばから 6 月半ば。

マーシュマロウを原料とした製品です。保湿作用に優れます。

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