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2024年4月19日

植物図鑑⑧メリッサ

メリッサ Melissa officinalis

動けない植物たちは自らの身を過酷な環境や外的から守るためさまざまな成分をつくり、
それは人にとって病を癒す薬となりました。
私たちの畑で栽培している植物、使用している植物をご紹介します。

メリッサ Melissa officinalis
シソ科
family:lamiaceae
主要成分:シトラール、リナロール、タンニン、ロズマリン酸
component:Citral, linalool, tannins, rosmarinic acid
作用:収れん、消炎
使用部位:葉

一般的にレモンバームと呼ばれるハーブです。
属名の Melissa はミツバチを意味する古代ギリシャ語を語源としています。
その名の通り蜜源植物であり、メリッサの花が咲くとさまざまな虫たちでとても賑やかになります。
Officinalis は、ラテン語で「薬用の」を意味します。
メリッサの爽やかな香りは気持ちを前向きにさせてくれる作用があると言われ、
元気のない時はメリッサのハーブティーやチンキでのケアがおすすめです。
窒素肥料が切れると葉が黄ばんでくることがあるので、
毎年春先に完熟牛糞堆肥や油かすなどのタンパク質の多い有機質肥料を株から離してまくと良いです。
耐寒性があり北海道でも越冬します。

栽培スケジュール

種まき春3月半ばから4月半ば、開花6月半ばから8月、収穫6月半ばから8月、株分け 5 月半ばから 6 月半ば。

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